novelber 01.窓辺
その部屋に、窓は一つしかない。ただ、それは大きいので、こぢんまりとした部屋でも十分に開放感がある――はずだ。 窓際の壁に背中を預け、ぼんやりと窓の外に視線を向けている彼の視界の半分ほどは、ベランダだった。そのせいで、窓から見える外の景色はか...
novelber
300字SS
小説
小説
300字SS